
11月23日(日)、芸術学部芸術表現学科で絵画を専攻する国本泰英研究室の学生4名が、福岡イーストライオンズクラブ(福岡市中央区)から依頼を受けて共同制作した「東区の歴史・自然を表現した作品『人々と紡ぐ、東区の風景』」を福岡市東区役所に寄贈しました。寄贈作品は、なみきスクエア(福岡市東区)内、ひまわりひろばに展示されています。
本作品は、東区にある「立花山」「香椎宮」「筥崎宮」「志賀海神社」「アイランドシティ」を一つの風景画として描いています。各名所は、実際の地理的な位置関係を基に配置され、そこに「撫子」「向日葵」「秋桜」など東区の花も添えられ、歴史や自然の魅力が詰まった1枚です。
同学科4年の浦川結衣さん(九州産業大学付属九州高校)は「東区は私の住む町なので、良い絵になるよう、想いを込めて描きました。この絵を見てくださった皆さんに愛されるような作品になればいいなと思います」、東陽音さん(鹿児島玉龍高校)は「夜景と花を中心に担当しました。絵を見た人が、東区を散歩しているような楽しい気分になってほしいです」、和田琴音さん(筑陽学園高校)は「各神社周囲の樹は、現地視察した際に見た『ご神木』を描きました。東区に沢山の名所がある事を知れた貴重な機会になりました」と話します。
同日行われたお披露目式で、平田成人東区長は「とても綺麗なこの絵を、東区の方、福岡市民の方にぜひ楽しんでいただきたいです」と述べ、福岡イーストライオンズクラブ島田英明幹事からは「学生の皆さんには、卒業制作も重なる大変な時期にも関わらず、立派な絵を描いて頂いて、本当にありがとうございました」と同研究室に感謝の言葉が贈られました。
ぜひ「なみきスクエア」にお立ち寄りいただき、学生と東区の魅力いっぱいの作品をご覧ください。


【芸術表現学科、産学共創・研究推進本部】




