スチレンボードによる凸版表現の研究及び楮を使用したレリーフ表現の研究 ―同一のテーマによる平面・半立体の表現研究―
キーワード
研究シーズの紹介
印刷技術は古くから生活デザインの一部として整備され、その後、表現のみが特化され、ビジュアルアートとして進化してきた。日本では、浮世絵等の凸版表現が発達し、アート作品においても、優れた作品を残している。
本研究は、版材にスチレンボードを使用し、シンナー等の溶剤で凸版を形成することにより、現在まで使用されてきた凸版素材では不可能な表現を試み、凸版の新しい表現を追求すると共に、そこで得た作品のイメージを基にレリーフ化(半立体)を計り、平面と半立体の双方で表現の幅を拡げることを目的としている。レリーフ作品については、主に和紙と楮を素材にした紙素材で作品制作を進めるため、材料の調査やレリーフ表現に適した紙材の調合方法等についての実験研究を行い、リユース素材の活用等も視野に入れ、最適な表現素材、制作方法の研究を進めている。これらの技術はシンプルであり、低学年の美術教育等に応用が可能であり、刃物を使用しないスチレンボードによる凸版技法は、安全な美術教育に使用でき、ワークショップ等の実践に活用できる。
Point
スチレンボードによる凸版紙によるレリーフ表現
- 安全に印刷・レリーフによる作品制作が可能で、美術教育に使用可能です。
- 簡単に印刷・レリーフができる技術で、美術・デザインへの興味と感性を高める効果があります。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- ビジュアルアートに関する研究
- デジタルプリントとルクスクリーンの併用に関する表現研究
- ヘイター技法を用いた木版画の研究




