国際文化学部国際文化学科尾張充典教授が担当する授業「海外フィールドスタディA」では、「国際人」に求められるセンス(国際感覚)を直接感じることを目的に、海外での現地研修を行っています。
同科目受講学生の23名は、9月1日(月)~9月6日(土)にミュンヘン(ドイツ)を訪れ、現地の教会や美術館、博物館の見学、ダッハウ強制収容所の視察を行いました。
9月2日(火)には、ミュンヘン日本人国際学校を訪問。在外教育施設や同校の教育について説明を受け、各クラスの授業参観や子どもたちとコミュニケーションを楽しみました。
同学科3年の嶋藤京さん(九州国際大学付属高校)は「ミュンヘン日本人国際学校は、受け入れ人数が少ない分縦割り活動が豊富で、学年関係なく生徒同士が関わりを持っていました。日本人としてのアイデンティティを守りつつ、ドイツで生活するための習慣も身につける環境が整っていたと思います。見学した授業では、教師が積極的に発表を促しており、AIの進化が期待される中で、教育の場では思考力が広がる取り組み対策をしていることに気づかされました。また、挙手の仕方も国によって異なり、ドイツで生活するための、必要なマナーも身につけることができる部分に魅力を感じました」と現地研修を振り返りました。
【国際文化学科】