【秋保ゼミ】FUKUOKA国際系学生サークルAWARD 2025に登壇!

 12月3日(水)、アクロス福岡(福岡市中央区)にて「FUKUOKA 国際系学生サークル AWARD 2025」が開催され、国際文化学科秋保さやか講師のゼミ生2名が登壇しました。

 このアワードは、NPO法人国際教育支援機構スマイリーフラワーズが主催し、福岡県内の学生が「国際」または「海外」をテーマに取り組んだ優れた活動の表彰・発信を目的に、挑戦意欲、異文化理解、多文化共生の促進や次世代のグローバル人材育成に寄与することを目指しています。当日は、県内4大学から5団体が活動報告を行いました。

 秋保ゼミでは従来より「人々の声に耳を傾け、共に答えを見つける」という国際協力の姿勢を掲げ、海外ルーツの子ども支援、学内でのフェアトレード実践、国際協力に関する研究など幅広く取り組んでいます。

 発表ではまず、2年の袋野朔乎さん(筑紫台高校)がゼミ全体の活動概要を紹介。続いて3年の丸山愛奈さん(京都高校)が、北九州市上下水道局を中心とした国際協力により、カンボジアの首都プノンペンの水道事業が劇的に改善された『プノンペンの奇跡』をテーマにした研究成果を発表しました。フィールドワークや聞き取り調査を通じて、取り組みの背景・成果・課題を整理し、「現地から見た支援の効果」を国際協力の現実的な側面で伝えました。

 丸山さんは「本研究では、現地と日本の双方の技術者からの声を聞き、多角的に学ぶことの重要性を実感しました。今回の登壇では、そうした学びを社会に発信したいという思いで臨みました。アワードに参加し、研究を社会に届ける意義を改めて感じるとともに、多くの方々からのアドバイスに刺激を受け、国際協力の現場に携わりたいという思いがさらに強まりました。今後は研究の発展に向けてカンボジアなどで現地調査を進め、将来的には国際的なインフラ協力に貢献できる人材を目指して行動していきたいです」と話します。

【国際文化学科】

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