8月2日(土)、アクロス福岡にて建築都市工学部住居・インテリア学科近藤岳志講師と学生が「建築士による『住まいの防災講座』」を行いました。
本講座は、公益社団法人福岡県建築士会が主催するもので、当日はまず近藤講師が、福岡西方沖地震や熊本地震などの身近な地震被害の実例を交え、木造住宅の倒壊模型や映像を用いて木造住宅の耐震化の重要性について解説しました。
講座後半には、近藤研究室の学生が家具や電化製品の転倒防止対策を紹介。災害時に頭を守るヘルメットや頭巾の着用方法をスライドと実物で説明しました。また、講座の最後には、量販店などで手軽に入手できる材料を用いて、災害用トイレに見立てた吸水実験を行いました。
参加者からは「家具固定やトイレの実験など、行動に直結するプログラムが大変参考になった」「耐震工事は時間もお金もかかるが、家具や電化製品の転倒防止はすぐにできるという学生さんの説明に納得した」といった感想が寄せられました。
【住居・インテリア学科】