1月28日(水)、地域共創学部観光学科菅沼明正准教授のゼミナールの学生が、ゼミ活動最終報告会と卒業論文発表会を開催しました。
【ゼミ活動最終報告会】
菅沼ゼミでは「社会課題」や「学生支援」をテーマにしたプロジェクトを学生が企画・運営します。今年度は、①学内古着回収・ワクチン支援、②海岸清掃・海洋ゴミアートによる啓蒙活動、③新入生向け大学周辺マップ制作、④学生企画就職相談会の4プロジェクトを実施し、以下の報告が行われました。
①学内古着回収・ワクチン支援
誰でも参加できる社会貢献活動の実践として、学内古着を回収。NPO法人に寄付し、古着の売却代金で発展途上国の子どもにワクチンを届ける取り組みに貢献した。
②海岸清掃・海洋ごみアートよる啓蒙活動
海洋ごみ問題の社会提起を目的に、香椎浜や和白干潟でのクリーン活動を行い、収集したゴミでアート作品制作し学内展示による啓蒙活動を行った。
③新入生向け大学周辺マップ制作
新入生支援として、在学生目線から、入学時に知っておくと学生生活がスムーズにスタートできる大学周辺の情報をまとめたオリジナルマップを制作。掲載内容は学内で実施したアンケート結果を基に決定。完成したマップは入学予定者を対象とした地域共創学部のプレエントランスデーで配布し、説明を行う予定。
④学生企画就職相談会
旅行・金融・航空・IT業界などへの就職が内定した4年生が、参加者に対し就職活動に関する相談・アドバイスを行う座談会形式のイベントを企画・開催。1年生から3年生計14名が参加した。
今回、就職相談会プロジェクトに取り組んだ今長谷崇司さん(光陵高校)は「当初は学生への周知に苦戦しましたが、メンバーと知恵を出し合って募集戦略を練り直しながら開催に繋げました。こうしたトライアンドエラーのプロセスを経て、実戦的な課題解決力を養うことができたと感じています」と活動を振り返りました。

【卒業論文発表会】
ゼミ活動最終報告会後には、4年生16名が登壇し卒業論文発表会を実施。今年度は「家庭教育」「ジェンダー」「動物保護」など多岐にわたるテーマで、1年間かけてそれぞれの関心を掘り下げまとめた、唯一無二の研究結果を発表しました。同ゼミ3年生に加え、学外より、本学でも教員を務めた豊島茂氏と一般社団法人環不知火プランニング代表森山亜矢子氏、ゼミのOBOGも聴講。発表会の最後には聴講者による審査を行い、特に優秀な研究成果を発表した4名を表彰しました。
■表彰者・卒業研究テーマ
田中拓朗さん「家庭教育が与える影響−アイデンティティ形成への関連性−」
宮後孔太郎さん「消費社会と引退競走馬-北海道・九州地方の引退馬保護運動に着目して-」
長陽菜乃さん「性的ハラスメントの社会的認識の変容 – 報道と相談事例からみる不可視化された被害 -」
崎浜恵さん「沖縄県民の対本土感情における歴史的記憶の影響-ある女性のライフストーリーを通して-」
表彰を受けた宮後さんは「周囲の学生が熱心に執筆に取り組む姿に刺激を受け、高いモチベーションを維持して研究に励むことができました。膨大な資料から得た情報を一貫性のある文章で構築し、他者へ伝えるという経験は、社会人になっても大きな糧になると確信しています」と話しました。
発表を聞いた3年生は「先輩方の発表から、研究に向き合う真剣な姿勢と努力の積み重ね、そして自分の殻を破って成長していく姿に大きな刺激を受けました。自分の研究への意欲もより高まり、このゼミでさらに成長したいと感じた貴重な時間でした」と感想を述べました。

【観光学科】




