
12月6日(土)、新興産業きらら浜自然観察公園ビジターセンター(山口市)で、博士前期課程全研究科共通科目「プロジェクト実践演習A」を受講する大学院生6名が企画したワークショップ「Bee Hotel(はちのおへや)について知ろう!自然のくらしを手伝うマグカップづくり」を、建築都市工学部都市デザイン工学科内田泰三教授が取り組むBee Hotelデザインプロジェクトと共同で開催しました。
同ワークショップは「Bee Hotelについて学ぶこと」をテーマに、幼児から大人まで約50名が参加しました。Bee Hotelとは、単独で暮らすハナバチ類が産卵し、幼虫を育てるための小さな「おへや」のようなすみかです。
参加者は、ハチの減少により生じている問題やBee Hotelを設置する取り組みについて学んだ後、オリジナルマグカップを制作。家庭では通常のマグカップとして使用でき、インサート(巣を作るための内部素材)を入れ替えることでBee Hotelとしても利用できる仕様です。入れ替え用のインサートは、きらら浜のヨシ原で刈り取ったヨシおよび竹を材料に、経済学部環境経済学研究室の学生が制作。ワークショップ終了時に参加者へ配付しました。
ワークショップを企画した芸術研究科博士前期1年の白石元郁さん(大津高校)は「まず蜂の生態を理解することから始め、マグカップを用いたBee Hotelをどのようなサイズやデザインにすれば、子どもたちが楽しみながら取り組めるのかを検討しました。芸術を学ぶ立場として、環境に関する知識を一方的に伝えるのではなく、表現活動を通して興味を引き出すことを意識しました。子どもたちと一緒にマグカップに絵を描く中で、蜂について子どもたちの方から自然に質問が生まれた場面は、創作行為が学びへとつながる瞬間を実感する出来事でした。この活動を通して、蜂が私たちの生活や環境とどのように関わっているのかを考えるきっかけを提供できたと感じています。完成したBee Hotelを持ち帰り、蜂が来ることを楽しみにしている子どもたちの姿から、学びが日常へと広がっていく可能性を感じました」と振り返ります。

【大学院/都市デザイン工学科/経済学部】




