グローバル・フードビジネス・プログラム(GFBP)の藤原なつみ准教授の著書『サステナビリティの隘路―「持続可能な消費」の実現はなぜ難しいのか』(新泉社)が、環境社会学会主催第9回(2026年度)環境社会学会奨励賞〈著書の部〉を受賞しました。
環境社会学会奨励賞は、環境社会学分野において優れた研究業績を挙げ、将来性に富む研究者に授与される賞です。2026年度は著書2点、論文1点が選出され、藤原准教授の著書が受賞作の一つとして選ばれました。
同著書は、食の領域に着目し、「持続可能な消費」をめぐる課題を考察した研究書です。有機農業や生協運動などの実践と一般的な消費行動の双方を対象に、消費者個人の意思決定だけでなく、日常生活や社会の仕組みにも目を向けながら、持続可能な社会の実現に向けた道筋を探っています。こうした視点から、食をめぐる持続可能性の課題と実現の可能性を社会的実践理論に基づいて分析した点が高く評価され、今回の受賞につながりました。
藤原准教授は「多くの方々の支えにより受賞することができ、心より感謝しています。本書では、食の領域における『持続可能な消費』の実現の難しさと可能性について考察しました。今回の受賞を励みに、本書で得た知見を基盤として、今後もサステナビリティに関する研究を広げ、さらに深めていきたいです」と受賞の喜びと今後の抱負を語りました。

【グローバル・フードビジネス・プログラム】



