
7月26日(日)、福岡市民福祉プラザにて、芸術学部芸術表現学科で絵画を専攻する国本泰英研究室の学生7名が、被爆者本人から体験した当時の場面や状況を聞き取り、絵画として描く「被爆体験絵画プロジェクト」で制作した作品を「福岡市原爆被害者の会」に寄贈しました。
本プロジェクトは、2022年に福岡市原爆被害者の会(福岡市中央区)から「被爆者の体験した当時の様子や言葉・写真・資料では伝えきれない感覚を絵画にしてほしい」との要請を受け取り組んでおり、過去10枚の絵画を寄贈しています。今年度もその思いに賛同した7名の学生が、2026年1月に被爆者と対面し、当時の様子を聞きながら描くべき場面と方向性を決定。絵の構図や色調などを確認しながら、3枚の絵(53cm×45.5cm)を描き上げました。
被爆者は3月に下絵を確認して以来、初めて完成した作品を目にし、「当時の記憶を作品で表現してもらって良かったと思っています。この絵のように、現在の世界平和のなかに犠牲がありました」と声を詰まらせました。
絵画を制作した学生たちは、「実際に話を聞いてみると、当初イメージしていた被爆当時の様子と全く違っていました。この絵を多くの人に観てもらい、歴史を語りつげるツールとなれば嬉しいです」、「今回の経験を通じて原爆(被爆)の悲しみを直に感じました。作品を通して被爆者の皆さんの想いを後世にも伝えていきたいです」と活動を振り返りました。
寄贈作品は、8月6日(木)から福岡市民福祉プラザで開催される「81年目の原爆展」での展示のほか、証言活動時の説明資料として活用される予定です。ぜひお立ち寄りください。


【芸術表現学科】




