
7月10日(金)、本学にて、商学部と協定校である韓国・忠南大学校の国際交流プログラムの33年の歩みを振り返る「933シンポジウム」を開催しました。
商学部と忠南大学校との交流は1993年に始まり、本学の国際交流事業の中でも最も長い歴史を持つ交流プログラムです。2023年には交流開始から30周年を迎えましたが、コロナ禍の影響により記念事業の実施が見送られていました。今回のシンポジウムは、33年間にわたる交流の歴史を振り返り、現在の交流状況や今後の日韓交流のあり方について考えることを目的に開催しました。
開会にあたり、安熙卓商学部長は「国際交流の最大の成果は人と人とのつながりです。異なる言語や文化を持つ人々が出会い、理解し合い、友情を築くことは、教室では得られない貴重な経験です。33年間の交流の価値を改めて確認し、次の時代の交流を考える機会になることを期待しています」と挨拶しました。
An Gi-Don忠南大学校経商大学学長は、本交流の発展に尽力した関係者への感謝を述べるとともに、「両大学は学生交流や研究活動、グローバル人材育成において多くの成果を上げてきました。友情と信頼に基づく協力関係が、50年、100年先まで発展していくことを信じています」と語りました。
その後、両校の教員による研究発表に加え、これまで交流に携わってきた教員や関係者が登壇し、交流の歩みや学術交流、両大学が築いてきた信頼関係や国際交流が学生の学びにもたらした成果について報告。両大の学生による大学紹介や調査発表なども行われました。
また、在学中に本交流プログラムへ参加したことをきっかけに、現在は韓国に移住し、美容業界で通訳や顧客対応業務に従事している寺本里穂さん(2022年商学部卒業/玉名高校)が登壇。本プログラムで言語の壁を乗り越えて交流した経験が、韓国語学習や留学、現在のキャリアにつながったと自身の経験を振り返りつつ「遠回りや逆境こそ、自分だけのストーリーになります。大切なのは完璧な準備ではなく、まず一歩踏み出すことです」と、在学生に向けて力強いメッセージを送りました。
参加者は、33年にわたり培われてきた両大学の交流の意義を改めて認識するとともに、グローバル化が進む社会における学生交流や学術連携の重要性について理解を深めました。

【商学部/グローバル推進本部】




