

7月25日(土)、理工学部は「The 9th KSU and MSU-IIT Collaborative Online International Learning (COIL) Program」の成果発表会を開催しました。本取り組みは、本学とフィリピン・Mindanao State University‐Iligan Institute of Technology(MSU-IIT) の学生がオンライン上で協働しながら学ぶ 国際交流プログラムで、今回で9回目となります。
COIL(Collaborative Online International Learning)は、オンラインツールを活用し、海外大学生との協働学習や意見交換を行う教育手法です。本プログラムは2022年にスタートし、理工学部とMSU-IIT工学部・コンピュータ学部との教育連携のもと継続して実施しています。学生に多様な学修機会を提供し、国際社会で活躍できる人材の育成を目的としています。
当日は、MSU-IITのEarl Ryan Aleluya教授によるMSU-IITのCOILメンバーの紹介に続き、橋口卓平理工学部長が「このプログラムは技術や研究だけでなく、文化や言語の違いを越えて交流し、友情やパートナーシップを築く貴重な機会です。英語で話す際に間違うことを恐れず、自信を持って自分の考えを伝えてください」と学生たちを激励。続いて、Bernady O. Apuduhan名誉教授がプログラムの概要を説明しました。
今回発表した学生12名は、「AIプログラミング演習」の授業で制作したアプリケーションやゲームについて英語で発表し、ジェスチャーや顔認識を活用したゲームや指文字学習アプリ、非接触カメラシステムなど、それぞれの感性で制作した作品を紹介しました。
発表後の質疑応答では、MSU-IITの教員や学生から複数の顔を同時に認識する場合や両手が重なった場合の処理方法、ゲーム動作などの技術的な質問に加え、ゲーム初心者向けの表示形式の変更といった改善提案も寄せられました。学生たちは英語で質問に回答しながら、自らの考えや工夫した点について説明し、参加者は技術的な知見の理解と、英語によるコミュニケーションや異文化交流を通じて相互理解を深めました。
発表者の一人で、情報科学科2年の前田智仁さん(下関西高校)は「発表はとても緊張しましたが、聴いている人たちの目を見ながら発表することができました。スライドも、内容が分かりやすく伝わるよう簡潔な構成を心掛けました。一番苦労したのはAIプログラミングで、開発全般に試行錯誤を重ねました。現在はPythonに取り組んでおり、今回の授業を通してプログラミングへの興味がさらに深まったので、今後は競技プログラミングにも挑戦したいと考えています」と語りました。
理工学部では今後も海外協定校との教育連携を推進し、グローバルな視野と実践的な専門性を兼ね備えた人材の育成に取り組んでいきます。

【理工学部】




